ピル外来

月経移動のためのピル処方や、継続的な避妊のための低用量ピル、緊急避妊のためのアフターピルなどの処方を行っております。また、ピル服用についてでは、服用されることでのメリットや副作用、低用量ピルの慎重投与、禁忌の方についても掲載しておりますので、是非、お読みください。 低用量ピル処方の場合は、保険適応になる場合もございますので健康保険証をお持ちください。

月経移動のためのピル処方

当院では、プラノバールを処方します。
生理が来る予定の5日前から薬を1日1錠飲み始めます。生理がきても良い日まで飲み続けます。
生理は薬が飲み終わって2~3日後あたりにきます。
副作用として、吐き気、頭痛、など起こすことがあります。

緊急避妊薬(アフターピル)

避妊に失敗してしまった場合、72時間以内に内服する必要があります。

できるだけ早く内服することが大切です。
アフターピルを内服しても出血が来なかったり、他心配事がございましたら、遠慮なくご相談ください。

ピル服用について

メリット

低用量ピルは月経困難症やPMSなどの治療、避妊目的、ニキビの改善などにも処方されます。

低用量ピルの副作用

服用初期のマイナートラブル

低用量ピルの副作用として、お薬を飲み始めてから最初の1~2か月は以下の症状が起こりやすい時期です。
ほとんどの場合、服用を続けるうちに症状は治まります。症状が長く続く時はご相談ください。

  • 吐き気
  • 頭痛
  • 胸のはり
  • むくみ
  • 不正出血
  • 下痢

注意する副作用

以下のような症状が現れた時はすぐに服用を中止し、受診してください。

  • 血栓症(血管に血のかたまりが詰まる病気です。)
  • 激しい頭痛
  • 胸の痛み
  • 下のもつれ
  • しゃべりにくい
  • 手足の脱力や痛み・腫れ

低用量ピルの慎重投与、禁忌の方

  • 高血圧
  • 糖尿病
  • 高脂血症
  • 喫煙
  • 肥満
  • 高年齢(40歳以上は慎重投与)
  • 肝機能障害
  • 血栓症の既往のある方
  • 妊娠中や授乳中の方

低用量ピル内服に必要な検査

採血、子宮がん検診(半年に1度おこないます。)